歯周病は糖尿病の合併症
歯周病は糖尿病の合併症と昨今言われています
歯科医師にとっては、テリトリーが口の中に限られるので当たり前のように口の中ばっかり検査、診察してきました
歯周病の人の口臭
虫歯の人の口臭
それは歯茎や虫歯のバイ菌と闘ってい敗れた白血球(膿うみ)のにおいです
歯医者は歯周病の治療として、
菌の住処である歯石をとり、
歯ブラシでプラークを除去するようスパルタ指導し、
グラグラした歯を抜いてきました
虫歯もまた、細菌が歯を虫食う病気で
砂糖大好きミュータンス菌、炭水化物大好きラクトバチラス菌が関与していると言われています
歯のなかでは常に中から外に免疫の液体が流れています
砂糖を接種したり、血管収縮薬を含む麻酔をすると、歯の中では逆流が起こり、
この歯に入り込んだ細菌が歯の中に入り込んでしまうそうです
つまり、チョコ、プッチョなどの飴🍬を食べたり、ジュース🥤を飲むと虫歯菌が液体に乗って歯の奥に吸い込まれ、神経を刺激して痛むということです
そうすると歯の中の神経に痛みが出て、神経を抜くことになります
神経を抜くと歯は死んでしまいます
死んだ歯の中には免疫が働きません
でも歯の周りの歯茎からの免疫は働くので、ちゃんと歯茎が健康なら歯周病にはなりません
でも、糖尿病になると、血液中の血糖値が上がり、免疫力が下がります
糖尿病になると、脂肪細胞から、TNFαといわれる物質が放出されます
また、歯周病菌と戦う白血球からもTNFαが放出されます
歯周病の人の歯茎は、口とはいえ、人間の身体の一部で、末梢の組織ですから、糖尿病の症状が出ても不思議ではないですよね
糖尿病になると足は腐り、眼は見えなくなります
歯茎も免疫が働かなくなり、細菌まみれになります
こんな細菌まみれの歯石を不用意に歯石とりをして歯茎を出血させたら、身体に細菌が入る菌血症になるのも当然です
もともと糖尿病になっていたら、免疫が落ちているのも、神経を抜いた歯の方が歯周病になるのもツジツマが合いそうです
糖尿病には、1型と2型があります
1型は元々インシュリンが作れないせいで血糖値が上がる病気で、炭水化物をとっても身体に取り込めないので、短命と言われていた稀な病気です
これはインシュリンの発明と製薬化で治療できるようになりました
2型は炭水化物(糖質)の摂り過ぎで細胞や肝臓ががグルコースでパンパンになり、仕方なく中性脂肪(内臓脂肪)として肝臓にためこみさらに処理しきれないグルコースが血液に溢れている状態です
ここにインシュリンなどで無理矢理血糖を下げるとさらに中性脂肪が増えて、太るし、血管障害で死ぬ未来が待っています
若い人でも、ジュースを多飲する人はペットボトル症候群言われ、血管がボロボロになり早く死ぬことが知られています
まぁ、死んでも良いならジュースを止めないんですけど。。
歯医者としては、虫歯を予防してほしいので、ジュースは絶対だめ‼️😡と診療室で指導致します🙇♀️
これからの歯周病治療は
お腹周りの測定、糖質の食事調査、細菌検査
(糖質の食事調査表を特に作りたい❗️)
まずは糖質制限開始
歯茎からの血が出ないように歯茎の上をクリーニング
歯茎の腫れがひいて、歯の周りにプラークがなくなったら
菌血症予防のため、抗菌薬を飲んでもらい、歯茎から血が出ないよう麻酔をして、さらに歯茎を傷つけないようにレーザーで歯石とり
これが効果的な歯周病治療のような気がします
足が腐る時の菌が歯周病菌と同じ菌だったら、歯周病の治療をすることで、足の壊疽も予防できるかもしれないです
分野外なのでなんとも言えないですが。。
私も胴周りが太ましくなってきたので💦小麦粉、砂糖を控えます😌✨
食後のデザートにオイコスを食べてましたが、甘くないと食べられないヨーグルトもやめます
ライザップなどの糖質制限、筋トレで一時的に痩せてもまたリバウンドするのは、
糖質制限と同時にカロリーも制限しているせいです
カロリーを制限すると身体はその少ないカロリーに対応して基礎代謝を下げることができるそうです
ならば、ゆる糖質制限で痩せるカギは
カロリーは減らさず、
砂糖と小麦粉を避ける
食事の間隔をあける
お米には玄米や雑穀を混ぜ、その上で食べる量を半分に減らす🍚
おにぎりの具はシャケかツナ
ゴマをまぶすことも忘れずに
牛乳のかわりに豆乳、豆をよく摂る
オリーブ油やゴマ油で調理する
おやつは干し芋
おかずは薄味でたっぷりとる
この生活を1ヶ月続けて、
ウェストサイズが減ったら。。
すごく嬉しい😆✨
ゆる糖質制限を意識して2ヶ月で体重は二キロ減りましたが、
もう一冊、太らない身体の作り方を読んで、実践してみます‼️