虫歯の成り立ち🦷と虫歯予防
虫歯は、歯、虫歯菌、砂糖が存在するときにできます
そして、虫歯は虫歯菌が、砂糖を分解して、酸を出して歯を溶かします(脱灰)
一番外側のエナメル質が溶け穴が空くと、そこには象牙質、という柔らかい組織に到達します
虫歯菌は、そこに入り込みます
また、砂糖を餌に酸を出し、象牙質を溶かしながら、中へ中へ入ります
象牙質細管は歯の一番内側にある歯髄(神経)につながっていますので、
虫歯菌が入ると危険を察知し、
歯髄は歯を守るため戦い始めます
これが、冷たい、熱いなどの温度刺激で歯が痛む理由とされています
さらに虫歯菌が歯髄の中に入ると、、何もしなくてもめちゃくちゃ痛くなります
また、この脱灰は、酸性の飲み物をとっている時にも歯の表面で起こります
さらに、砂糖は、30℃の100mlの水に、200g溶けます
コップの半分の水に、200g?
すごくないですか?
ちなみにジュースは
こんな感じです
また、唾液が10mlで体温が36℃と考えると砂糖は唾液の中に20gも溶けます
ジュースを飲んでうがい歯磨きする方は問題ないですが、、
ジュースを飲むことで唾液に砂糖が溶け、それは虫歯菌にとってはご馳走を振る舞っているようなものです
のど飴などの飴、ガム、ラムネ、キャラメルも一緒です
唾液にとけだして、虫歯を作ります
救いもあります
歯は再石灰化することも知られています
この酸性でない時間を増やしてやれば、唾液の力で再石灰化するのです
子どもで虫歯がよくできる方は、無自覚で口にしているジュースや飴、ガムが原因かもしれません
特に炭酸飲料は、子どもに与えないようにしてほしいです